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宛名書き&敬称の使い方  <一般常識(ビジネスマナー編)①>

2016/9/1
  • 東京(本社営業部)

最近はデジタル化が進み、直筆の手紙やハガキを書く機会が減ってきていると思われますが、手書きにしても、デジタルツールを使用した(例えばメールなどの)場合でも、企業宛企業ご担当者宛に書類等を送る機会が沢山あります。

ご存知の方も多いと思いますが、今回は【宛名の書き方&敬称】についてご紹介致します。

 

下記は、お取引先[ 株式会社○○○○○ ××部 ■■部長 ] 宛に送る際の「宛名例」です。
①~④で、どれが正しいと思いますか?

 

① ㈱○○○○○ ××部 ■■部長 様

② ㈱○○○○○ ××部 ■■部長 殿

③ ㈱○○○○○ ××部 部長 ■■ 様

④ ㈱○○○○○ ××部 ■■部長

 

どれも違和感を感じない・・・という方もいらっしゃるかもしれませんが、
そもそも、送り先企業名の < 株式会社 > を(株)と略して書くのはNGです!
< 株式会社 ○○○○○ >と正式に書きましょう。

次に、< 役職 + 氏名 >について、敬称(様、殿)を付けたくなりますが、役職名自体が敬称の役割を果たしています。
但し、【 殿 】は、目下の人に対する敬称と言われていますので、お客様や上司を含む目上の方へ使うのはNGです
また、口語で使うこともありません。

以上から、④でも間違いではありませんが、
③の< 会社名 + 部署名 + 役職名 + 氏名 +
の順で記載するのが一般的となっています。

< 会社名 + 部署名 >だけで、ご担当者名がわからない場合は、
[ 株式会社○○○○○ ××部 御中 ]または[ 株式会社○○○○○ ××部 ご担当者様 ]
と記載します。
[御中] はご担当者が不明の際に使い、ご担当者名が分かっているのに、
[ 株式会社○○○○○ ××部 御中 ■■  ]
と記載するのは、二重敬称となりますのでご注意下さい。
[ 株式会社○○○○○ ××部 ■■  ]
が正しい表記となります。

また、自分宛に書類と一緒に送られてきた【返信用封筒】の宛名が、[ 株式会社○○○○○ ××部 ■■ 行(イキ)  or  宛 ] と記載されている事がありますが、その封筒を使って返信する際は、[ 行(イキ)  or  宛 ] に  二重線  を引き [ 様 ] に 書き換えるのがビジネスマナー」です。

宛先が<会社名 または 部署名 + >で終わっている場合は、 [ 御中 ] と書き換えます。送られてきた宛先を確認し、 [ 行 or 宛 ] のままで返信しないように注意しましょう。

また、メールを送る際封筒裏面に無記名で送る方がいらっしゃいますが、本人特定に時間がかかる場合もありますので、
ビジネス上は特に、メール等送る際は、必ずお名前フルネーム」を記載 しましょう。

受け取った相手への気遣いもビジネスマナーの一つです。

 

 

●補足●
2014年4月~消費税が8%となり、郵便料金も値上がりしています!

ハガキ50円→51円、封書80円→82円、速達料金270円→280円

それぞれ、サイズ、重さにより金額が変わり、不足料金は送り先での負担となる場合もあり、
ビジネス上、プライベートでも失礼な事ですので、料金不足とならないようご注意下さい。

 

10142001914 

 

 


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